近年、各種機器、機械のさらなる低振動・低騒音化への取り組みや自動車のハイブリッド化、省エネルギー化、環境対策などに見られるように、製品性能への社会的要求が高まっています。このような中、ものづくりの現場では、製品開発におけるより一層精度の高い実験が求められています。技術開発センターはこうした要求に応えるもので、高精度、高品質の実験を行うことができます。
技術開発センターは、実験ドリブンCAEの価値を一層磨き上げるために、実験解析エキスパートとCAE解析エキスパートが同一拠点で情報を共有しながら切磋琢磨することで、真にモノづくりに役立つ技術の開発を目指す拠点です。
技術開発センター外観

音響実験棟外観

技術開発センターの特長
実験設備
加振実験室(技術開発センター、音響実験棟)
技術開発センターに5区画、音響実験棟に1区画の実験エリア
各実験エリアを分割しての利用可能
大型定盤、2.8ton天井クレーンを設置、大型供試体の加振実験も可能
天井、壁面に厚さ50mmのグラスウール吸音材を設置
車両整備用ピットを有する区画も有り

半無響室(音響実験棟)
JIS性能をクリア
大型定盤 4.5m×2.5m設置、吸音楔 L=500mm
有効寸法W6.5m×L8.5m×H4.4m
排気設備も備えエンジン騒音計測も可能

ドライビングシミュレーター[VDX studio](音響実験棟)
映像・音・振動・コンテンツが一体となった
ハイスペックなドライビングシミュレーター

車両準備室(音響実験棟)
無柱油圧カーリフト、2.8t天井クレーンを設置
室内での積み下ろしも可能で秘匿も万全
