コンサルティング

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工作機械のびびり振動対策

概要

工作機械のびびり振動の対策には、まずびびり振動のタイプを見極めることが重要です。

  • 強制びびり振動
  • 自励びびり振動

そのためには、加工面の測定と実稼動時の振動測定、および装置の動特性把握実験が必要です。さらに、装置の振動対策案および次の開発機への設計フィードバックには、解析モデルによる検討が有効です。

このびびり振動の解析モデル構築には、精度良く動特性を再現したFEモデルと、自励びびり振動の理論式構築(切削部のモデル化)が必要です。

そこでまず、びびり振動対策を進めるには、以下の手順が有効だと考えます。
①実稼動振動実験による現象の把握
②モーダル加振実験によるびびり振動の支配モード把握
③解析モデルの開発(切削部を除く)
④解析モデルを用いた対策検討

エステックでは、多くの経験・知見から、工作機械の振動実験技術・解析モデル化技術を有しています。実際に工作機械のびびり振動対策を提案し、それが装置性能向上に結びついた事例もあります。
 

電通総研グループ

  • 株式会社電通総研

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