コンサルティング

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対象物を剛体と仮定して並進・回転運動を評価する

課題 : 実験では回転運動が測定できないため、挙動を正確に評価できない。

物体の運動を評価する時、実験では並進自由度しか計測できないため、回転運動を含む場合、動きを正確に捉えることができません。
これは以下のような場合に問題となります。

  • 自動車エンジンの実稼動をベースにした補機類の振動応答、耐久強度シミュレーション
  • 自動車のドライブシャフト挙動把握
  • 印刷機械のバンディング性能予測

rbodymotion.gif

解決方法

この解決案として、対象物を剛体と仮定した場合の任意点の剛体運動を推定する方法があります。
ESTECH.Rmotionは、最小二乗法による数値フィットを用いることで、誤差を極力排除した剛体運動(並進3方向/回転3方向)の推定を行います。

rmotion_fig2.gif

このソフトのメリット
  • 推定した剛体運動から、計測点の運動を再合成することで、対象物の弾性変形の影響を評価することができます。
  • 計測点以外の点も、剛体と仮定した外挿補完により運動データを推定できます。
  • 最小二乗法を用いるため、実験誤差を極力排除した精度の良い結果が得られます。
  • さらにESTECH.[ I ]propertyを用いて、推定した剛体運動から慣性特性を推定することができます。
  • また、結合面を剛体と仮定した伝達関数合成法モデルの作成にも利用できます(回転自由度も考慮できます)。
使用ソフトの概要

電通総研グループ

  • 株式会社電通総研

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